スプレッドとは?
スプレッドについて
テレビのニュースなどで、「現在の外国為替市場は1ドル107円88.9銭から89.2銭の間で取引されています。」といったコメントを耳にしたことがあるかと思います。これは、1ドルを買う場合の値段が107円73銭で、1ドルを売る場合の値段は105円70銭という意味になります。
売る時に107円88.9銭で買う時に107円89.2銭だった場合、スプレッドが0.3銭=0.3pipsになることになります。
この場合、107.892(107円89.2銭)よりも高いとこで売れればプラスになりります。
また、107.889(107円88.9銭)で売ったとすると0.3pips(0.3銭)マイナスになります。
-0.3pipsになります。
pips(ピップス)とは
この差額0.3pipsはどこに行くのか?
それはFX会社に行きます(取引の手数料)。
スプレッドが広いほど1回にかかる費用(手数料)が多くなります。
スプレッドが0.3pips(銭)の場合
1通貨=トレード1回は0.3銭になりますがトレード100回は0.3円です。
1万通貨=トレード1回30円になりトレード100回は3,000円になります。
高額になるほどトレードのコスト(手数料)は高くなります。
10万通貨の場合は100回のトレードで3万円のコスト(手数料)になるわけです。
例)30円×5回×20日=3,000円(1ヶ月にかかる取引手数料)
EUR/USD=ユーロとドルでのピップスは下記のようになります。 為替レートの変化を利用しながら通貨の売り買いをするのがFXですが、お客さまがFX取引をする際の通貨を売る時の値段と、買う時の値段の差(お取引にかかるコスト)をスプレッドといいます。
この差が小さければ小さいほど、利益を出しやすくなります(スプレッドは取引会社によって異なります)。つまり、スプレッドが狭い(差額が小さい)ほうが低コストで有利になるのです。
外貨預金にも同様に「預入レート」と「払戻レート」という買値と売値の差がありますが、FXの方が低コストでお取引いただけます。FXは0.3銭超の円安になった時点で利益が発生します。
より具体的にイメージできる例を挙げてみましょう。例えば、1万米ドルを買ったとすると、外貨両替の手数料負担が2万円に達するのに対し、FXはわずか30円で済みます。そのため、FXは低コストでお取引いただけるのです。